すべて分かる仮想化大全2011


目次

【第1章】 すぐわかる最新仮想化技術
      クラウドへ向かう仮想化
      なぜIT基盤を仮想化するのか

【第2章】 事例に見る仮想化技術の活用法
      サーバー仮想化の事例
      クライアント仮想化の事例

【第3章】 仮想化環境の構築・運用法
      デスクトップ仮想化の構築法
      デスクトップ仮想化の苦手なアプリ
      仮想化によるクライアント環境の最適化
      消費電力まで考慮したサーバー仮想化環境の設計

【第4章】 最新サーバー仮想化製品の徹底活用法
      VMware vSphereによるサーバー仮想化
      Microsoft Hyper-Vによるサーバー仮想化
      オープンソースXenの最新技術動向
      Citrix XenServerによるサーバー仮想化
      Oracle VMによるサーバー仮想化
      Red Hat Enterprise Virtualizationによるサーバー仮想化
      日立製作所Virtageによるサーバー仮想化

【第5章】 クライアント仮想化製品の基本知識
      仮想デスクトップ“元年”
      ヴイエムウェアのクライアント仮想化
      シトリックス・システムズのクライアント仮想化
      マイクロソフトのクライアント仮想化
      レッドハットのクライアント仮想化

【第6章】 仮想化基盤のネットワーク構築法
      仮想サーバーがきちんと動くネットワークの作り方
      仮想化環境でのネットワーク設計術

【第7章】 ストレージ仮想化およびデータセンター基盤製品の基本知識
      徹底取材 ストレージ仮想化の動向
      EMCのストレージ仮想化
      シスコシステムズのUCSによる仮想化

毎年出ているムックで、各仮想化ベンダの動向を追うのに便利。

仮想化ライセンスに関する説明で、SA権を保持している場合は、Windows VDA が不要であることや、アクセスデバイスライセンスのローミング権などが参考になった。


サイジングについても具体的な数値とともに紹介しているので参考になる。
モリーオーバーコミット(ダイナミックメモリ)の説明が繰り返しおこなわれていたのが印象的。

その他、気になったソフトウェア。

ムックの内容とは直接関係ないが、Citrix DemoCloud など、接続の検証をおこなうのに便利な環境がそろってきたのでありがたい。

仮想化もクラウドへと向かっているのだ。