君たちはどう生きるか


目次

1 へんな経験
2 勇ましき友
3 ニュートンの林檎と粉ミルク
4 貧しき友
5 ナポレオンと四人の少年
6 雪の日の出来事
7 石段の思い出
8 凱旋
9 水仙の芽とガンダーラの仏像
10 春の朝

年初にあたって、少し硬そうなタイトルの本を読んでみた。

小学生向けに書かれた倫理の本ということだが...
ストーリー仕立てで書かれているなかで、科学、歴史、宗教など題材は幅広く、大人でも十分楽しめる。
第2次世界大戦前の小学生は、こんなものを読んでいたのか!と、ちょっと驚き。


なぜ勉強しなければならないのか、どのように生きていくべきなのかが単純明快に書かれているので、
小学生よりもむしろゴチャゴチャ考えるようになってしまった大人が読んだ方が得るものは大きいのではないか。