断る力

勝間和代さんの新刊を読了したのでメモ。
これまで漠然と感じていたことを言語化してくれた本だという印象。
嫌われるということに関してなど、少しくどいと思うところもあったけれど。


まとめは後日。

  • "I'm right. You're wrong." or "I'm right. You're also right."

目次

第1章 総論「断る力」の圧倒的な効用を理解する(「断る力」がない人たちは自己主張ができない人たち
「断る力」がないと「2ちゃんねる」で不満をぶちまけてしまう ほか)
第2章 ホップ 自分の揺るぎない軸を持つ(自分の責任を持てるのは自分だけ
ビートたけしさんの「毒舌」の正体とは? ほか)
第3章 ステップ 相手への建設的な影響力を発揮する(「空気」を読んだ上で無視できる力をつける
「影響の輪」を常に意識しよう ほか)
第4章 ジャンプ 「断る力」で、自分と周囲の好循環を作る(「断る力」を身につけると、人間関係が目に見えて変わる!!
人との関わりの中で「自分の軸」が革新していく ほか)

内容紹介

◎私が今、タイムマシンに乗って20代後半の自分にたった一つアドバイスをするとしたら、「『断る力』を一刻も早く、身につけること」と言うでしょう。実際、私が「断る力」、英語にすると「Say No」、すなわち相手の言いなりにならずに拒否をする力を身につけることができたと確信したのは、34歳で初めての離婚をしたときからだと思います。そして、その時から、私の世界はドラマティックに変わりはじめました。
◎これまで、私はさまざまな著書のなかで、どうすれば私たちの仕事の生産性がアップするかをいろいろな観点から紹介してきました。その中で、最も大事なことをこれまで、強調し切れていませんでした。もう、おわかりだと思いますが、生産性を上げる最も重要で、かつ効果的な秘訣とは――、
「断る力」をつける
ということ、これに尽きるのです。
◎この本では、「断ること」をしないことが、いかに私たちの生産性向上を阻害し、成長を阻害し、ストレスをためるかということを説明していきます。そして、どうやったら「断る力」を身につけることができるのか、その訓練方法を含めて具体的に説明をしていきます。
◎ この本を2時間後に読み終わったとき、そして、「断ること」を能動的にはじめたその時から、あなたの生産性は何倍にも、何十倍にも向上するのです。ただし、「断る力」はたいへん強力な武器であるため、扱いもとても慎重に行わなければなりません。むやみやたらに断るのではなく、どういうところでは断り、どういう場面では逆に歯を食いしばって引き受けてベストを尽くすべきなのか、その判断能力をこの本をきっかけに、みなさんの生活の中で培っていってほしいと思います。