Code Complete

プロのプログラマになるために読んでおきたい本

Code Complete第2版〈上〉―完全なプログラミングを目指して (単行本)

目次

第1部 基礎を固める(ソフトウェアコンストラクションへようこそ
ソフトウェア開発への理解を深めるメタファ ほか)
第2部 高品質なコードの作成(コンストラクションにおける設計
クラスの作成 ほか)
第3部 変数(変数の使用
変数名の力 ほか)
第4部 ステートメント(ストレートなコードの構成
条件文の使用 ほか)

Code Complete第2版〈下〉―完全なプログラミングを目指して (単行本)

目次

第5部 コードの改善(ソフトウェアの品質
コラボレーティブコンストラクション
デベロッパーテスト ほか)
第6部 システムの考慮事項(プログラムサイズが及ぼす影響
コンストラクションの管理
統合 ほか)
第7部 ソフトウェア職人気質とは(レイアウトとスタイル
読めばわかるコード
個人の性質 ほか)

上下合わせて 1,000ページを超える大著だが、職業がプログラマなら読んでおくべき。
この本の偉大なところは、次のような内容について定量的な議論をしている点に尽きる

  • 変数名のつけ方
  • ルーチンの長さは何行までが適切か
  • コメントはつけるべきか
  • レイアウトとスタイル
  • プログラムのサイズがプロジェクトに及ぼす影響
  • エラーの発見に効果的な検査

通読すれば、チームでの開発において読みやすいコードとは何かなど、
学校ではほとんど教えられていない実務的な知識が身につくはずである。

また、チェックリストも付いているので、日々の作業を見直すのにも便利である。


辞書のようなページ数に圧倒されるが、読み始めてみれば、
どの章も興味深いので、意外と一気に読めてしまった。